保護者が答えた保育園・保育士のここが不満!その3
保護者が答えた保育園・保育士のここが不満!その2の続きです。
目次
- 若い保育士に子どもを預けるのは不安
- 泣き虫な子どもに対し、その言葉がけはないんじゃない
- 義務的な個人面談にガッカリだった
- 例年を知らない新参者やよそ者にも分かるように丁寧に教えてよ
- 子どもに対し機械のような対応をしないでほしい
- 登園時泣いている子どもと私の気持ちを理解してほしい
若い保育士に子どもを預けるのは不安
保育園に入る時、子どもも親も保育士に対しての興味は強く、特に親からすると大切な子どもを任せるので厳しい目で見てしまう事もあると思います。
若い保育士には申し訳ないですが…やっぱり不安があります。任せても本当に大丈夫なだろうか?という不安はなかなかとれません。
特に0歳児・1歳児であれば、やはりベテランの保育士にお願いしたいというのが本音です。任せる保育士さんにお子さんがいて育児の経験があり、ベテランとなるとなぜかそれだけでも親の立場としては安心します。
泣き虫な子どもに対し、その言葉がけはないんじゃない
娘は5歳で保育園に入りました。なかなか園に馴染めなかったので、毎日泣いて登園する日が続き心配もしていました。私もかわいそうと思う気持ちをおしころし、玄関でバイバイしていました。
ですが半年経っても嫌々で泣いてばかりで、子どもからその訳を聞いたら「先生が嫌い」と…。
でも5歳児の子どもの言う事だからと気にしていなかったのですが、他のお母さんが役員で園に行った時「○○ちゃん、泣いてたら、先生に怒られてて可哀想だったよ」と。
いつも泣いているからか、先生もまた泣いてるの?と言う感じだったそうです。
私は、ん?と思いましたが、流行りのモンスターペアレントと言われるのでは…と思い、心に止めておきました。
しかし運動会の時、また子どもが「ママ~」と泣いてしまい、私も運動会なので、先生に迷惑かけて申し訳ないと思いながら、子どもの少し離れた場所で見守っていたら、泣いてる子どもに対して、先生が一言「そんなに泣いてると、年長さんになれないよ?泣くのやめなさい」と、お叱りの言葉が…。
親が近くにいるのにそんな事言う?いくら運動会で忙しい時でも、そんな言葉がけある?と疑問に思ってました。結局子どもは、もっと大泣きです。
帰宅後、子どもが一言「私年長さんになれないんだって」と言われ、泣きながらも保育士の言葉が耳に入って傷付いてるんだな…と思いました。
私は、いくら忙しいとは言え、この対応は納得いきませんでした。
義務的な個人面談にガッカリだった
4歳児の息子が通う区立保育園で、先日個人面談がありました。
そのスケジュールを決める際の決め方に少し不満があります。もともとクラスごとの掲示板が非常に見づらいところにあり、毎日必ずお迎えの時に見て下さいと言われているのですが、どうしても慌ただしいお迎えの時というのは、やはり見落としてしまうこともあり、このシステムはどうなんだろうと疑問を感じていました。
そんな中、特に何の前触れもなくある日突然個人面談のスケジュール表という紙が掲示板の下の棚に置かれていました。その紙には都合のいい日に名前を記入して下さいと書いてありました。
保護者としては、個人面談というのはとても緊張するものですし、身構えるものでもあり、相談できるいい機会だと期待するものでもあるので、一応事前にお手紙で個人面談のお知らせと「スケジュール表を設置しておきますので、都合のいい日にお名前をご記入下さい」という一言が欲しかったなと担任の保育士に対し、少し不信感を持ちました。
しかも、いよいよ個人面談が行われた時、色々ご相談しましたが、どの答えも通り一遍の当たり障りのないアドバイスばかりで、残念ながら、子育てに悩む親の気持ちに寄り添って下さるような内容のものではありませんでした。どこか、保育士さんである前に公務員的だなと感じてしまいました。
先生の方から日頃の園生活のことで何かお話が聞けると思っていましたが、先生からのお話しが全くありませんでした。終始、これでは何のための個人面談なのか、個人面談のための個人面談なのかな?と思ってしまい、とてもガッカリしました。
例年を知らない新参者やよそ者にも分かるように丁寧に教えてよ
私は下の子がまさにこの春幼稚園に通う年の1月に離婚して、自分の職場の近くに引っ越して、下の子の入園はバタバタでした。まだ4歳児の下の子は幼稚園に行くのが楽しみで楽しみで仕方ない様子でとっても嬉しそうでした。
入園してからしばらくすると、色んなお知らせの配布がありますが、どれも例年通りみたいなニュアンスで、例年がわからない新参者やよそ者はイチイチ保育士の方に伺うしかありませんでした。それは、地元民から見たらクレームしてるよそ者にしか映らず、遠巻きに見ているお母さんの群れがありました。
ある日、学習発表会の服を入れる袋を持参して下さいと書かれたお知らせを見て、私はちょうどいいのがないので、近くのお店で袋を買って担任の保育士に確認してもらおうと持参すると、一目見た保育士さんは「これじゃダメです」とバシッと言われました。
ムカッときたので「お知らせには袋としか書かれておりませんでした。サイズが決まってるのならちゃんと明記しなきゃならないのでは?」と負けずにハッキリ言いました。
すると担任の保育士はたじろぎ、結果園長先生のお出ましとなり、園長先生の優しい説明に気持ちが落ち着き丸く収まりました。
こうやって文章にしてみるとあのときの怒りがこみ上げて来ます。だって1円でも無駄にしたくないシングルマザーの私にとって、ワザワザ子どもの為に買った物を一目見て強く否定されたんですから悔しかった。
それからは担任の保育士は私が行くと優しい声で話しかけて来る様になりましたけど、田舎だからってよそ者にももう少し心くんだ表現がほしいです。よそ者はただでさえ地元の方々に気を使って静かにひっそりとくらしてるのですからね。
子どもに対し機械のような対応をしないでほしい
息子の通っていた保育園では、朝必ず玄関に日替わりで1人保育士が立ち、登園してくる園児に挨拶をし、園児一人一人の手に消毒液をスプレーで吹きかけます。
その出迎える姿勢は先生によって様々なわけですが、やはり笑顔で園児たちの視線に合わせ、「○○ちゃん、おはよう」と挨拶しながらスプレーをしてくれる先生だと、見送る親の立場だとほっとしますよね。
それに消毒をするためではなく、あくまでも園児たちを挨拶しながら迎え入れることが、先生が玄関に立たれている主な目的であって欲しいと私は思っていました。
ある朝、保育園の玄関近くまで息子を送った際、ある一人のお母さんが玄関で先生と話し込んでいました。
周りには他の先生はいらっしゃらず、当の先生の手には消毒液のスプレーが。つまり、その話し込んでいらっしゃる先生が今日出迎える担当の先生だったのです。
ちょっと気になったのですが、いつも通り、玄関の手前で私は息子と別れ、息子一人で玄関をくぐりその先生の横に立った、その時その先生はお母さんとの会話を止めず、もちろん、息子のほうを見るわけでもなく、ただ息子が差し出した手にスプレーを吹きかけただけでした。まるでマシーンのようでした。
息子の後にも数人の園児が玄関をくぐりましたが、同じように園児を見ることなく、挨拶することなく、消毒液を吹きかけていました。何も言ってくれない先生に驚いたのか、しばらく先生の側で先生を見上げていた息子の姿が不憫にも思えるほどでした。
おそらくその先生は、話し込まれていたお母さんのお子さんの担任だったのだと思います。話していた雰囲気だと、何か真剣にお子さんの相談をされていたのでしょう。その気持ちは分かるのですが、それであれば他の先生や事務の方に玄関で園児を出迎える係を代わってもらってから、そのお母さんと話すなど、何か方法はあったと思います。
当たり前ですが、保育園では挨拶しましょうと教えられます。特に3歳児・4歳児には身をもって挨拶を身につけていく時期だと思います。その大事なときの子ども達を出迎える正しい姿勢とはとても思えないその態度は、非常に残念でした。
特に息子は登園の度に泣いているような子でした。それでも年少の秋になってやっと泣かずに通えるようになったのは、笑顔で名前を呼んで出迎えてくれる先生のおかげでもあったのは間違いありません。そんな時期の出来事なので、私が気にしすぎたのかもしれませんし、本当に些細なことだと思う人もいるでしょう。
でもやはり挨拶はコミュニケーションの基本の基本。どれだけ幼稚園で「挨拶は大事だよ」と言葉を発しても、実際の先生の態度が伴っていなければ、子ども達の心には届かないでしょう。子どもには言葉だけでなく、大人の態度で伝えていくべきだなと実感した出来事でした。
登園時泣いている子どもと私の気持ちを理解してほしい
私には2歳児の娘がいます。娘は今通っている保育園の先生がとても大好きです。また私もそこの保育士さんたちに好感を持っています。実は今娘を預けている保育園は2番目の保育園です。初めての園は引っ越しの都合で転園しました。
初めての園では娘が人見知りで、朝保育園に預ける度に嫌がって泣きじゃくっていました。私もそんな娘を保育園に預けて仕事に出かけるのが涙が出るほど本当に辛かったです。
その時の保育士さんはそういったことに慣れているのか、笑って「お母さん、気にせずお仕事に行っていただいて大丈夫ですから」と言っていました。
保育士さんからすると慣れていることかもしれませんが、私たち親子にとってはちょっとした試練なので、冷たい言い方に感じました。
しかし引っ越し先で新しく通うようになった保育園の先生はとても保護者に対して理解力があり、好感が持てました。
娘を朝預ける時に前の保育園と同じようにどうしても泣いてしまいましたが、新しい保育園の先生方は「お母様とお子様にとっては朝のこの時間は辛いんですよね。でも大丈夫です。私たちが責任持って〇〇ちゃんが笑って過ごせるように頑張りますから」と言ってくださいました。
その一言は業務的ではなく、血の通った人間のあたたかい言葉でした。
こちらの気持ちを理解し真剣に向き合ってくれる保育士さんが保護者としては理想的です。
同シリーズ記事一覧
- 保護者が答えた保育園・保育士のここが不満!その1
- 保護者が答えた保育園・保育士のここが不満!その2
- 保護者が答えた保育園・保育士のここが不満!その3
カテゴリー:保護者
初めての集団生活が始まる時って案外子どもよりも保護者のほうがあれこれ心配しているものなんですよね。
保育者として働くには、子どもの不安を取り除くだけではなく、それと同じくらい大切に保護者の気持ちに寄り添っていく必要がありますよね。
また、大人同士の場合には関係性・信頼性が崩れてしまうとそれを修復するのはなかなか困難であることが多いです。
個人面談についてですが、私はまずお母さんの話を聞く前に園での子どもの様子を具体的に伝えるようにしています。
何をするのが好きなのかなどイメージが沸くように伝えることでどのお母さんも最初の緊張している表情からどんどん柔らかい母親の表情になっていくのがわかります。
また、こちらが具体的に伝えることで「うちの子をよく見てくれているのね」と安心してくださる方も多いです。
お母さん方の気持ちを汲み取ってあげるということも大事ですね。
学習発表会の服を入れる袋もサイズや大きさの明記がなかったのこと、見本のようなものがなかったことは、保育士の配慮が足りませんでしたね。せっかく用意してもらうのであれば、しっかり明確に伝えるべきです。そしてお迎え時などで1人1人のお母さんに確認の意味を込めてお話するべきです。
泣いている我が子を預けて、仕事に行かなければならない。後ろ髪を引かれる思いですね。そんなお母さんの不安な気持ちも、お母さんと別れた後の子どもも、保育士は理解し受け止めなければなりません。
たくさんの家庭があり関わっているわけですが、誰1人として同じ子どもはいないし、同じお母さんはいませんからね。
私の居る園では、お昼寝時に寝かせながら片手で携帯。散歩に行き、園児が転んだらウケるーの一言。園児に暴言。オムツで叩く。今までいろんな園を見てきましたが、こんな保育士は、初めてです。ちゃんとやってる保育士は、本当に1・2人。しかもパート。社員はお昼寝時も、大声で大爆笑。こんな保育士ありですか?